そろそろ運動会や文化祭などの学校行事も終わり、高校3年生は受験に向けて、本格的に勉強を始め、焦りだす時期ではないでしょうか?
そこで、おススメの勉強法を紹介させていただきます。
スポンサーリンク
まず、
普段の勉強(基本のキ!!)
・予習
教科書にざっと目を通す。(例題、図、実験の写真等を見ておく。)
(化学の予習にそこまで時間はかけない。予習するなら英語や国語の予習に時間を使うべき。)
・授業中
大事なところ、覚えるべきところ、重要な図や写、真先生が強調したところをノートにしっかりメモ、印をつけるなどする。
先生が紹介する語呂合わせ、覚え方なども要チェック!!!
教科書に載っていないこと、板書以外に先生が喋ったことも、覚えるときに役に立つのでメモしておく。
分からなかった所は即、先生か友達に質問する。
・復習
その日の授業で一番大事なところ、難しかった所、山場だと思う所を教科書やノートでチェックする。
読んで分からなかったところはそのままにせず、誰かに分かるまで聞く!!
聞いたらちゃんとメモして後から見てわかるようにしておく。
定期試験対策
・問題を解くのが中心!
試験範囲になっている問題集の問題を、
基本問題全範囲→練習問題全範囲→応用問題全範囲
というように、だんだんレベルを上げるように、並んでいる問題の順番通りに解くのではなく、
基本問題だけをすべて解く→練習問題だけをすべて解く→応用問題をすべて解く
というふうに解いていくことによって、範囲を何周もするので、
定着しやすく、記憶に残りやすくすることができます。
これを3セットぐらいすると完璧ですね。
※間違えやすい、難しい、出そうな問題はチェックをつけておいて、重点的に何度も解きましょう。
最初は答えを見て理解しながらでないと解けなくても、繰り返すことによって解けるようになります。
・暗記事項は大きな紙に青い太いペンで大きく書いて、トイレなどのよく見る壁に貼りましょう。
小さなノートにささっとまとめるのもいいですね。
※でも、暗記事項をまとめる紙やノートの作成に時間をかけすぎるのはNGです。
定期試験、模試のやり直し
定期試験や模試には入試に出やすい問題が詰まっています。
間違えたところはさらにみんなも間違えやすく、出やすいと言えます。
だからやり直しは必ずしましょう!!
やり直しノートを作り、間違えた問題と、曖昧だった問題をコピーして貼るか、手書きで写して、
問題の下に再度解き、分からなければ、解説を読んで理解しながら解きます。
そしてそこに関連する教科書のページやノートを読み直します。
関連事項も一緒に頭に入れましょう。
余裕があれば問題集などの類題も解きましょう。
やり直しノートは受験本番に持っていきましょう。
めちゃくちゃ役に立ちますし、心の支えや、こんなにやってきたんだ、という自信につながります。
分野別勉強
無機化学、有機化学、理論化学に分けて、それそれの勉強法を紹介します。
無機化学
溶けるかどうか、臭い、沈殿や溶液の色などの特徴は、いくら文章で読んだり書いたりしても覚えにくいです。
図説や資料集の図や写真を見て、イメージで記憶に残すようにするか、
語呂合わせを作るか、図や表にして頭を整理するようにしましょう。
手軽に持ち運べる、ポケットサイズのノートに1ページに1つ、表と語呂合わせを書いて持ち歩くのがおススメです。
私は受験の直前は友達と通学時間に問題を出し合って必死に覚えました。
有機化学
まず、官能基と命名法を覚えます。
脂肪族化合物、芳香族化合物、油脂、糖類、タンパク質、合成高分子化合物の反応、縮合、加水分解、エステル化など、大事な反応はいつでも図と式に書けるようにしておきましょう。
沢山問題を解くと、パターンがつかめてきて、覚えて得意になると思います。
理論化学
・物質の分類、原子、イオン、結合、周期表など、知識中心の単元で基礎事項を覚える。
・物質量計算、濃度計算、化学反応式の計算問題を得意にする。
・熱化学、酸塩基、酸化還元、電池・電気分解、気体、溶液、平衡などの難関を突破する。
問題を読みながら図に描いて問題の状況を可視化し、その図に、量と単位を書き込むことで、ミスをなくすことができます。
計算式にも単位を書いておくと、ミスが減ります。
スポンサーリンク
おわりに
私が実際にしていた勉強法を紹介しました。
参考にしていただければ嬉しいです。
化学は短時間でも伸びる教科なのであきらめずに追い込んでがんばってください!!